少しずつ寒さが増し、紅葉も綺麗な季節となりました。
そんな「秋」には食欲やスポーツという言葉がよく続きますが、
皆さんは睡眠を意識していますか?
健康的な体を作るには、食事と運動だけではなく、睡眠も重要です。
今回は、睡眠の重要性や質を上げる方法をご案内します。
*睡眠の効果
睡眠には身体の状態を一定に保つ機能があります。
また、起きている間に損なわれた機能を回復させる働きもあります。
・疲労回復…体の回復を促す成長ホルモンが、睡眠中に多く分泌される。
・生活習慣病予防…不規則な生活は、生活習慣の乱れを招く元。
・ストレス解消…自立神経が整い、ストレスからの回復・耐性も向上する。
・肥満予防…睡眠によって食欲をコントロールするホルモンを適切に
分泌させ、身体の代謝を促す。太りにくい体質づくりに役立つ。
*睡眠が不足すると
以下のような症状が現れやすくなります。
・生活習慣病にかかりやすい。
・免疫力が低下し感染症などにかかりやすい。
・記憶力、判断力などが低下する。
・精神的に不安定になりやすい。
・肌が荒れやすい。
・老化が促進されやすい。
*良い睡眠とは?
「“寝つきがよく、ぐっすりと眠れ、寝起きがすっきり”を感じられる睡眠」
*良い睡眠にするには
ちょっとした心がけで良い睡眠を摂ることができます。
・寝る3時間前には夕食を済ませましょう。
寝る時には内臓の消化活動が終わっていることが理想的です。
・体を温めると寝付きが良くなります。
入浴や温かい飲み物は、体の中から体温を上げてくれます。
体温は上がった分だけ下がろうとする性質があり、体温が下がり始める時に
自然な眠気がおき、これが熟睡につながります。
・健康のために最適な睡眠時間は約7時間です。
浅い眠りのレム睡眠・深い眠りのノンレム睡眠の2種類があり、
この2つの1サイクルは約90分、このサイクルを一晩に何度か繰り返します。
朝に近づくにつれ、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルが短くなり、
自然と目覚めにつながるのですが、このサイクルで「自然と目が覚める睡眠時間」が
約7時間なのです。
・太陽の光を浴びましょう。
眠りを誘うメラトニンという物質は、太陽の光を浴びると分泌されやすくなります。
昼間に散歩や運動などを積極的に行い陽の光を浴びましょう。
・寝る前の「スマホ」は寝つきを悪くします。
機器から出る光「ブルーライト」はエネルギーが強く太陽の光に近いので、
脳が誤った認識をし、寝るべきタイミングにも関わらず脳は覚醒状態に
なってしまいます。これが寝つきを悪くするのです。
いかがでしたか?
良い睡眠が摂れると、心も体の動きも変わります。
ご紹介した方法をうまく取り入れ、健康な日々を過ごし、寒い冬を乗り切りましょう!
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